EDEN −最終戦争少女伝説−巷で話題らしい、個人制作(全部)の18禁ゲームです。
序章
がプレイ可能となっており、続きは誠意制作中とのことです。
このゲームは主人公の一人称なのですが、西尾っぽく、恐怖を覚えるシーンなどで、単語の羅列や同じ言葉の繰り返しを多用しています。
首首首首に代表されるでしょう。
これらは、本来恐慌状態に追い散った人間がまとまった思考を持つことができない、ということを文章状の表現でも表したものです。
これが物語中盤で頻繁に使われますl。それの意味するところとは常に混乱と恐怖にまみれた展開になる…ということなのですが、序章 での敵役、<仮面の女>の形状が印象的で本作の魅力を全て担うと言っても過言ではないでしょう。
全般的に理不尽であり常識的展開から逸れたストーリー展開であり、人物造形もまたかくあるべしといったようで血の通った存在というよりは役割をこなしているという印象があります。
終盤での主人公の回想における決意とは名ばかりの保護欲に囚われ自滅する場面では、こちらの不快感をあおるだけの人物設計になっています。
本作では男性の暴力衝動が性暴力へと向かう傾向が強く、野蛮・敵、と思われる人物は女性に対して性的な暴力衝動を持っていることが多いのが特徴です。
ヒロインの献身的な行いを女神のように捉えたり、頼るところが多かったりします。
これらを総じて独りよがりな男が女性に対してに罪悪感を覚え落ち込み、それから辛く当たったりしつつも、最後には許しや甘えを請う印象を持ちます。
つまり、青臭い・中二病などの言葉が当てはまるゲームであります。
ですが、<仮面の女>の強烈なインパクト。
幼児性と、不可解な異物がバランスよく、もっとも人体の内で感情を伝える部分に配置されている、それらが、上記の不安なんかを押しのけて、作中で語られる暴力・恐怖を全て担ってプレイヤーに伝えてくるわけです。
全て、といいましたが、主人公は死なないこと、予想される展開や伏線から味方に近いことが分かるので、暴力的な男を殺してくれる開放感をおも与えてくれる存在となっています。
ここまで、中盤から後半までの<仮面の女>に関連するアクションシーンを中心の取り上げましたが、本編は序盤と中盤と終盤の回想で成り立っております。
序盤、ここでの会話はテンポ良くキャラも立っていて、伝えるべき事柄が多くあり、決して無駄に長いとは思いません。
中盤は上記の通り、臭いです。ステロタイプなキャラや暴力で満ちあふれておりますが、一番初めに、プレイヤーは未来を知っているため、あるときではこの人物は死なないと安堵し退屈もうまれますが、大体は早くそこへ辿りつきたいと読み手のスピードが上がりますし、文章も一人称の口語体なのでさくさく進みます。
終盤回想、ここでの人物も、というかヒロインの扱いが、純真無垢にして聖母のような愛を持つ人物として描かれています。所謂悲劇なのですが、卑屈にねじ曲がる主人公と悪意しかない周囲、などの要素が一種のセカイ系ですらあります。
そして衝撃のラスト、というかなんというかどうやってここから進むのか予想が付きません。
謎だらけです。
それでも人引き込む力はあります。
主人公が過去の葛藤から導いた選択によって大勢の人間が危機的状況に陥るシーンからはじまり、日常から非日常への転化、常に変化し続ける事態、明かされる葛藤の真実、爆発的開放感溢れるラスト。
これだけ抽出しますと魅力あるアクションであることが分かるでしょう。
ただ、主人公が逃げ回っているだけで、唯一能動的に状況を改善しようと働きかけた言動が助けを知らせる一声のみでは、開放感や達成感に欠けるところが多く嫌悪を与えることになってしまったのでしょう。
それが、主人公がヘタレという意見につながったのだと思います。
Vre2を楽しみに待っています。
かにしのを実はやっていたりしました。
愛情ってなあに?な話なんですけど、おれ、こういうの駄目なんですよね。
八方美人であろうとする主人公が実は内面には孤独と恐怖を抱えている、けれど他人のためなら人生さえ捧げる覚悟ってのが、人間味感じられなくて嫌いです。
好きなゲームはさよ教・蒼色輪廻の暗いゲームとかパトベセル・つよきすのギャグです。
ギャグで生きていけたらいいですよねー。